認知症が気がかり
自分の妻が認知症である場合、自分が死んだあとのことが気がかりだ。そんなことが気になるでしょう。
近くに面倒を見てくれる人がいればいいのですが、なかなか難しいものがあります。
相続人が数人いる場合は相続財産の多く与える代わりに面倒をみてもらうと言った方法が考えられます。
例えば財産を他の相続人よりかなり多く与える代わりに月々に生活費を妻に与えてそして面倒をみるといった内容です。
認知症の状態にもよりますが、場合によっては家庭裁判所で成年被後見人や被保佐人の審判を受けることが適切かもしれません。
しかし、あまり面倒を見る人の負担が相続分に比して大きすぎると問題ですので、相続額と負担内容を十分に検討する必要があるでしょう。
負担内容は、介護福祉士や社会福祉士に相談するといった方法もあります。
できるだけ無理のないような方法にしてあげることが大切です。