遺言書に挑戦!
遺言書を作成する為には、まず財産を正確に把握しなければなりません。
下記の項目について確認しましょう。
不動産について
1.土地
どこにありますか?(登記簿記載どおりに書きます。)
2.建物
どこにありますか?
3.預貯金について
どの金融機関に預けていますか?
口座番号と名義人は?
4.株などについて
どこの会社の株式ですか?
5.自動車について
ナンバーと車種はなんですか?
6.現金について
いくらありますか?
どこにありますか?
自己の財産を確認したら、それぞれ誰にあげたいのか、整理してください。
又、遺言執行者を決める場合は誰にするか決めておいてください。
それぞれの財産を誰にどれだけ相続させるか明記します。
例 妻山本花子(昭和12年12月12日生)に次に表示した不動産を相続させる。
不動産の表示 何々
それぞれ記載できたら最後の作成日付、住所、氏名、押印を行って封に入れ
遺言書に押印した印鑑で封印する。
遺言書はできましたか?
遺言書の内容に問題がないか次の項目をチェックしてください。
1.タイトルは「遺言書」となっていますか?
2.自筆で書いていますか?(ワープロで書いていませんか?)
3.妻と夫の2人で1つの遺言書になっていませんか?
4.名前は書いてありますか?
5.印鑑は押してありますか?
6.日付は書いてありますか?
7.不動産は登記簿のとおり書いてありますか?
8.預貯金は金融機関名、支店、普通又は当座の記載、番号が書いてありますか?
9.「譲る」「渡す」「継がす」などの表現を使っていませんか?
10.訂正の仕方は間違っていませんか?
11.人名の後には生年月日が入っていますか?
12.封筒に名前が書いてありますか?
13.封筒には封がしてありますか?
14.遺言書に押した実印で封筒にも押しましたか?
上記の内容は最低限押さえる必要があります。
その他の細かな要件はご相談下さい。